アフターピル服用時間の関係と注意点

「アフターピル」とは、男女が性交を行ったあとに、避妊に失敗した際に、緊急的に妊娠を防ぐために服用するピルのことです。アフターピルは、一般的に産婦人科や内科などの医療機関での処方となります。ピルを服用することで、ほぼ100パーセントの確率で妊娠を防ぐことができると言われています。

○アフターピルの服用は時間との勝負になります。

一般的に性交渉後三日以内の服用で効果があると言われており、それを超えてしまうと十分な効果は望めません。避妊に失敗し、緊急避妊としてアフターピルの服用を決めた場合早ければ早い方が避妊効果は高くなります。また性交渉後三日を過ぎてしまった場合でも五日以内であれば一定の効果が見られるという海外からの報告がありますが、やはり服用は早ければ早い方が理想的でしょう。

避妊無しで性交渉した場合の妊娠する確率は8~15%程度であるとされています。高い方の確率でも85%の確率で妊娠しないという事になります。アフターピルを期間内に適切に使用した場合、この15%の妊娠確率から約80%の確率で避妊をするという効果があると言われていて、総合的には90%以上の確率で避妊する事が出来ます。

100%の避妊率では無いので不安があるかも知れませんが、通常ピルを服用している場合でも100%避妊するわけでもありませんし、コンドームを使用した場合での避妊率が90%程度だという事を考えればアフターピルの効果も遜色があるわけでは無く効果が期待出来るものであると言えます。最後に効果を期待するあまり用量を守らないで服用すると副作用の心配がありますので用量はきちんと守り服用しなければなりません。

○アフターピル服用の注意点

・食事について

食事はアフターピルに影響しません。妊娠の可能性がある場合は、速やかに病院を受診して薬を服用しましょう。

ただし、食べ過ぎで薬を飲んだ場合の嘔吐には注意しましょう。アフターピル服用後2時間以内に嘔吐すると、飲み直しになります。

・運動について

アフターピル服用後すぐに運動をしても問題ありません。

アフターピルは副作用が出やすい薬でもあるので、体調がすぐれない時は無理に身体を動かさずに安静にしておきましょう。激しい運動は嘔吐を引き起こす可能性があるのでご注意ください。

・アフターピル服用後の性行為について

アフターピルを服用後は、出血がくるまで性交渉は控えてください。

アフターピルを服用後に出血がくる前に、再び性交渉して避妊に失敗しても再びアフターピルを服用することは出来ません。

・低用量ピルを再開する場合

低用量ピルなど、日常的にピルを服用されている方は、緊急避妊後のピルの服用開始タイミングにご注意ください。

①緊急避妊後1週間以内に消退出血が来た場合、次の自然な生理を待ってピルを服用しましょう。

②緊急避妊後1週間以上経過してから消退出血が来た場合は、その日から新しいシートの1錠目を服用できます。ただし、自然な生理の初日からの服用ではないので服用から7日間、念を入れるなら14日間の避妊併用を行ってください。

いずれも日常的なピルの服用を開始できるようになるまではコンドームなども併用した確実な避妊法を取るようにしてください。

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